【ジャッジアイズ:死神の遺言】レビュー!ただのネタゲーではない重厚なストーリーとアクション要素が魅力のリーガルサスペンスアクション作品

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お疲れさまです、カミナギタツキ(@kaminagitatsuki)です!

本日、9月24日は『キムタクが如く』の続編こと『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』の発売日です!

デジタルデラックスエディションを購入し、アーリーアクセスですでにプレイされている方も多いのではないでしょうか?

恥ずかしながら、私も3日前から楽しませていただいてます。今作もストーリーが面白すぎて、連日寝不足な状態でプレイしています。

そこで今回は、『ロストジャッジメント』発売記念としまして、前作『JUDGE EYES:死神の遺言』のレビューをしたいと思います!

カミナギタツキ

木村拓哉さんが主役のアクションゲーム。何故ここまで面白いゲームが誕生したのかについて語りたいと思います!

  • アクションゲーム好きなら誰もが満足できる1本
  • 進めていくごとに止まらなくなるストーリー展開
  • 100時間以上遊べる充実なやりこみ要素
目次

このゲームのオススメポイント

「八神隆之」という人間に惚れ込めるメインストーリー

タレントの木村拓哉さんが主演のゲームということで、発売前から「キムタクが如く」や「木村が如く」といった愛称で呼ばれ、完全なる「ネタゲー」として見られていた『ジャッジアイズ』ですが、蓋を開けてみたらまるで大作のサスペンス映画を観させられているかのようなストーリーに夢中になり、しばらく主人公である「八神隆之」のことしか考えられなくなる時期がありました。

正直なところ、私も『ジャッジアイズ』をプレイするまで木村拓哉さんに対する印象は「俳優や歌手をマルチにこなすタレントさん」と印象しかありませんでしたが、ストーリーが終盤に向かうにつれて、テレビで木村拓哉を見かけるたびに「八神さん……(トゥンク)」と恋する乙女のような気持ちになりました。

「むしろ、八神さんが木村拓哉さんを演じているのでは?」と思うこともしばしば……。

それほどメインストーリー展開は八神隆之を一個人として、そして、一人の「漢」として魅力的に魅せる熱い内容となっています。

そして、そんな八神さんを支える仲間も魅力的なキャラクターばかりなので、ストーリーを進めていくにつれて全員のことが好きになりました。

正直、ゲーム要素がなくても、1本のドラマや映画として成立するようなストーリーとなっています。

コミカル要素満載のサイドストーリー

シリアス要素が強いメインストーリーの一方で、サイドストーリーはクスッと来るコミカル要素が満載でした。

浮気調査のためにターゲットを尾行したり、不倫現場の証拠を写真に収めるなど探偵らしいものもある一方で、「変態三銃士」と呼ばれる人物たちと対峙したり、風に飛ばされたカツラを追いかけたり、メインストーリーとの緩急が激しい内容が多く、箸休めと進めるにはちょうどいいものとなっています。

また、サイドストーリーを進めていく中で特定の女の子と親密になり、恋愛イベントに発展するようになるため、メインストーリーよりもそちらを優先して進めたくなることもしばしばありました。

100時間以上は遊べるやりこみ要素

ゲームの舞台となっている「神室町」の中では、様々なミニゲームで遊ぶことができるプレイスポットがあります。

そのミニゲームの種類がかなり豊富で、ダーツやバッティングセンターをはじめ、ドローンレース、将棋、麻雀、双六、カジノ、花札などなど。

さらにゲームセンターに行けば、ゲームの中で『バーチャファイター』など別のゲームをプレイすることも可能です。

※別のゲームではありません。

ミニゲームを遊び尽くすことがトロフィー取得の条件になっているため、トロフィー集めにこだわりのある人にとってはしっかりやり込める要素が詰まっています。

このゲームのイマイチポイント

ロックオン機能がない

本作での戦闘は、基本的に1対多の戦闘が多いです。

ストーリーを進めることで街中の戦闘に限り、仲間が救援に駆けつけてくれたり、メインストーリーの中で仲間とともに戦闘することもありますが、基本的には一人で戦うことがメインになっています。

そのため、戦闘中は常に乱戦状態になることが多いので、攻撃したい敵とは別の敵に攻撃してしまうことが多々ありました。

特に次に語る「致命傷」を与えてくる敵が出現したときに真っ先に倒したいのにいつの間にかその近くにいる敵に攻撃を加えていることがあり、結局「致命傷」を食らってしまうというところに少しストレスを感じました。

唯一にして最悪のデバフ、「致命傷」

本作では毒や火傷といった状態異常によってダメージを受けるといった要素がありません。

一応、一定時間行動できなくなる「スタン(麻痺)」状態はあるのですが、本作においてはそこまで脅威ではありません。

一番厄介なのが「致命傷(体力の上限値が永続で減った状態)」です。

この致命傷は、敵の繰り出す「モータルアタック(必殺技のようなもの)」や銃弾を受けると確定で発生します。

モータルアタックに関しては、ボスキャラ以外は使用してくることはなく、使用前にはっきりとした前兆が入るため、そこまで脅威ではないのですが、問題は「銃弾」による攻撃です。

銃弾の攻撃は、街中で遭遇するザコ敵も使用してくることがあり、かつ前兆から被弾までの時間がかなり短いため、気づいたときには致命傷を食らっていることが多いです(敵が出現した際、「カチャ」という音がかすかに聞こえた瞬間にダメージを受けてしまうので、ひたすら回避行動をしていないと避けられない……)。

致命傷を治すためには、ストーリーを進めることで知り合うことのできる「諸星吾郎」という人物に治療してもらうか、「医療キット」という回復アイテムを使用しなければいけません。

「医療キット」は拾うこともできますが、拾える個数が決まっているため、基本的には諸星に治療してもらうか、諸星から「医療キット」を購入する必要があります。

しかし、諸星に治療してもらうにせよ、「医療キット」を購入するにせよ、そこそこの金額が掛かってしまいます。

また、諸星は常に街外れの地下にいるため、そこまで移動して治療してもらうのは、かなりストレスが溜まりました。

このゲームをオススメできる人

  • 手に汗握るストーリーにどっぷりと浸かりたい人
  • コスパの高いゲームで遊びたい人

手に汗握るストーリーにどっぷりと浸かりたい人

ここまででも語らせていただきましたが、本作の面白さはなんといってもメインストーリにあると思います。

序盤は一般的な探偵の依頼から始まり、徐々に一探偵ではどうにもならないような巨悪に立ち向かっていくことになっていくストーリー展開には目を見張るものがありました。

コスパの高いゲームで遊びたい人

また、新価格版が発売されてからは新品でも税込み1,980円で購入できるため、かなりコスパの高い作品になっていると思います。

このゲームをオススメできない人

  • 剣や魔法での戦闘を楽しみたい人
  • 広大なエリアのオープンワールドゲームで遊びたい人

剣や魔法での戦闘を楽しみたい人

まず、本作をオススメできない人はファンタジー要素のある戦闘を楽しみたい方です。

基本的に戦闘は肉弾戦なので、殴る、蹴る、自転車をぶん投げるなど常識の範囲(?)ぐらいでしか戦うことができません(アイテムを使うとビーム的なものを出せるようにはなるのですが……)

そのため、剣や魔法で大勢の敵を薙ぎ払う爽快感を求める方は戦闘面で面白さを感じることはできないかもしれません。

広大なエリアのオープンワールドゲームで遊びたい人

また、本作では基本的に「神室町」という狭い街の中でほとんどのイベントが完結しまうため、『Marvel Spider-Man』や『Ghost of Tsushima』のように広大なエリアを自由に歩き回りたい人にとってはかなり窮屈に感じてしまうかもしれません。

一応、ファストトラベルの要素としてタクシーによる移動があるのですが、私はメインストーリーを進める以外で使用することはありませんでした。

まとめ

続編である『ロストジャッジメント』が発売され、ますます盛り上がりを見せる「ジャッジアイズ」シリーズ。

ぜひ、この機会に多くの人にジャッジアイズを手にとってもらい、「八神隆之」という人物の魅力に触れていただければと思います!

以上、カミナギタツキでした!

カミナギタツキ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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