お疲れさまです、カミナギタツキ(@kaminagitatsuki)です!
本日は、8月26日に発売された『月姫 -A piece of blue glass moon-』のクリア後レビューについて書いていきたいと思います!
なお、本作のネタバレに関して、Twitterの公式アカウントから9月8日以降は解禁しても良いというアナウンスがされていますが、今回は「ネタバレ一切なし」で本作の魅力について発信できればと思っています。

ネタバレに配慮しつつ、本作の魅力についてお伝えしたいと思います!
このゲームのオススメポイント
魅力あふれるヒロインの可愛さ
まず1点目、これが最も重要なポイントですが、
ヒロインの2人がめっちゃ可愛い。
これだけは声を大にして伝えたいです。
本来であれば、ヒロインの可愛さを伝えるために大量の画像を添付したいところではありますが、本作はゲームを開始すると全編禁止区間扱いとなってしまうため、PS4・PS5の標準機能では、スクリーンショットや動画の撮影が一切出来なくなってしまいます。
アイキャッチで使用しているタイトル画面は、本作を初回起動してからゲームを開始する間に唯一撮影できたスクリーンショットになります。
ヒロイン2人以外のキャラクターもセリフに合わせて表情や立ち絵がコロコロと変わるので、少しアニメーションに近いような印象を受けました。
Live2Dのように常にヌルヌル動いたりするわけではありませんが、それでもグラフィックに対する力の入れ具合がすごいことを感じました。
タイトル画面から直前の選択肢にすぐに戻れる遊びやすさ
私自身、ノベルゲームをプレイするのはかなり久しぶりだったため、最近のいわゆるギャルゲーやノベルゲーの機能に関してはまったくと言っていいほど詳しくありません。
そのため、本作をプレイした際、オートセーブに対応していたこと。
バッドエンドを迎えた後に、タイトル画面から直前の選択肢にすぐ戻れるように設計されていることを知った時は、選択肢が出てくるたびにセーブデータを作成する手間が省けて、とても遊びやすいように作られているなと感じました。
このゲームのイマイチポイント
この作品だけでは物語は完結しない
実はこの作品、公式サイトの製品概要を見てみると以下のように書かれています。
「月姫 -A piece of blue glass moon-」は、
“アルクェイド”シナリオ『月姫』と“シエル”シナリオ『夜の虹』の2篇で綴られる「月の表側」を語る物語が収録される。
作品を新生させるにあたり、奈須きのこ自らの手により分解し再構築された物語は
2010年代の東京を舞台にアップデートとボリュームアップされ、環境の変化が新たな緊張感とリアリティを生み出す。
進化した美麗で重厚なビジュアルと演出、音楽で映しだされる、懐かしくも新しいTYPE-MOONの原点。
同人版の『月姫』では、アルクェイド、シエルに加えて、秋葉、翡翠、琥珀の3名のシナリオが用意されており、製品概要にも書かれているようにアルクェイド、シエルのシナリオを「月の表側」とするのであれば、「月の裏側」のシナリオが存在することになります。
また、雑誌のインタビューで奈須きのこ氏は明言はしていないものの、「裏側」について触れている内容の記事がありました。
私自身、すべてのルートをクリアした後で、「そういえば、あの場面のあれってなんだったんだ?」とか「あの人物っていったい何者だったんだ……」といった疑問がいくつか残っています。
そういった伏線は「月の裏側」のエピソードで語られることになるのでしょうが、ファンとしては少しモヤモヤしたものが残ってしまいました。
続編についてはDLCで販売されるのが続編として新たに発売されるのかは現時点では一切不明のため、気長に待ちたいと思います。
可能であれば、さっちんに救いを……。
このゲームをオススメできる人
- 『FGO』でTYPE-MOON作品を知った人
- 今までTYPE-MOON作品を知らなかった人
『FGO』でTYPE-MOON作品を知った人
2021年3月時点で2300万ダウンロードを突破したスマートフォンアプリ『Fate/Grand Order』。
『FGO』を始めてから原作である『Fate/stay night』や他のTYPE-MOON作品を知った人も少なくないのではないでしょうか。
特にメインストーリー最新章である「妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ」のストーリーが好きだった人はこの機会に是非、本作をプレイしてみることをオススメいたします。
今までTYPE-MOON作品を知らなかった人
また、本作は今までTYPE-MOON作品に触れたことがなかった人にもオススメできる作品です。
むしろ、まったく知らない人にこそオススメできる作品と言っても過言ではありません。
本作は『Fate』シリーズに登場する「サーヴァント」や「聖杯戦争」といった単語は一切出てこないため、『Fate』シリーズに関する知識は一切不要です。
ストーリーの中で「真祖」や「死徒」と言った専門用語が登場することがありますが、そういった用語もストーリーの中で解説されているため、事前知識が一切なくても楽しめるのが本作の魅力となっています。
このゲームをオススメできない人
- ホラー、グロテスク表現が苦手な人
- 文字を追うのが苦手な人
ホラー、グロテスク表現が苦手な人
本作品は、「Z指定(コンシューマゲームの18禁)」の作品です。
Z指定の作品は、主にエロティックな表現かグロテスク表現が強いゲームに対して付くレーティングなのですが、本作品は後者の方です。
基本的に殺したり、殺されたりといった内容がメインのストーリーなので仕方ないのですが、結構序盤でショッキングなシーンが出てくるので注意が必要です。
また、登場する敵にゾンビ的な顔立ちの敵がいるのでホラー要素も少々あります。
文字を追うのが苦手な人
当たり前の話にはなってしまいますが、本作のジャンルは「ノベルゲーム」となっています。
基本的にシナリオを楽しむゲームとなっているため、公式でもネタバレに関する注意喚起を徹底したものと思われます(結末を知ってしまったら購入する必要がなくなってしまいますからね……)。
また、奈須きのこ氏曰く、クリアまでの時間はだいたい40〜60時間程度と語っているため、文庫本サイズの小説であれば、おそらく10冊以上は読めてしまうテキスト量かと思います。
私自身、寝不足の状態でプレイしている時は少し寝落ちしかけてしまいました……。
そのため、普段からあまり活字慣れしていない人にとってはストーリーよりもゲーム性そのものが退屈に感じてしまうかもしれません。
まとめ
『月姫』がリメイクされることが発表されてから約13年の時を経て、ついに発売された『月姫 -A piece of blue glass moon-』。
イチTYPE-MOONファンとしては、大変満足度の高い作品でした。
続編に関しては、まだ一切の情報が明かされていませんが、発表される時を心待ちにしたいと思います!
以上、カミナギタツキでした!




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