【ゴーストワイヤー:トウキョウ プレリュード】レビュー!遊ぶ必要性をまったく感じないビジュアルノベル作品

ゴーストワイヤートウキョウプレリュード
  • URLをコピーしました!
ゲーミングプラス
カミナギタツキ

お疲れさまです、カミナギタツキ(@kaminagitatsuki)です!

今回は2022年3月2日に配信が開始された『Ghostwire: Tokyo – Prelude』をプレイした感想についてご紹介したいと思います。

2022年3月25日に発売される『Ghostwire: Tokyo』本編に先駆けて突如配信が開始された本作ですが、ジャンルはなんとノベルゲームです。

本編は一人称視点のゴリゴリのアクションゲームとは対照的な作品となっています。

本作では、本編にも登場する重要人物である「KK」の物語を描いたものとなっています。

すでに本編を予約購入済みの私カミナギタツキが本作をプレイして感じた感想についてご紹介したいと思います!

この記事はこのような方にオススメ!
  • 本編は購入するけど、前日譚もプレイしておいた方が気になる人
  • 前日譚のあらすじが気になる人
  • ノベルゲームになった『Ghostwire: Tokyo』の雰囲気を知りたい人
カミナギタツキ

1回のプレイは約30分程度でクリアできますが……

目次

結論:プレイしなくて問題なし!本編の発売日を待ちましょう!

▲絶対KKのセリフじゃない
カミナギタツキ

結論から言います!

『Ghostwire: Tokyo – Prelude』はプレイしなくても問題ありません!

3月25日の『Ghostwire: Tokyo』本編の発売を待ちましょう!

プレイ時間は1周30分程度で、選択肢が表示されるところもありますが、エンディングは1つなので結局どれを選んでも結末は一緒です。

ただし、適当にボタン連打しているとゲームオーバーになります

カミナギタツキ

ゲームオーバーになった時は思わず笑ってしまいました(笑)

ストーリーがよく分からない

本作は「『Ghostwire: Tokyo』の前日譚」と聞くと聞こえはいいですが、プレイしてみた感じではあまり中身のないストーリーとなっていました。

ストーリーのあらすじを簡単に説明すると、「KKが行方不明になった男の子を探しに行く」だけのストーリーです。

特にKKの過去やなぜ他の仲間とチームを組むことになったのかなどは本作では一切語られていません

ストーリーの中で度々「アイツ」と呼ばれる人物について触れられていますが、おそらく公式のPVに登場する「般若の面の男」のことだと思います。

しかし、KKがなぜ「般若の面の男」を追っているのかは本作では語られませんでした

つまり本作のストーリーでは、

  • KKがなぜ「般若の面の男」を追っているのか→不明
  • なぜKKがチームを組むことになったのか→不明
  • なぜKKは不思議な力を使えるのか→不明

といった感じで分からないことだらけの状態のままエンディングを迎えます。

要は「続きは本編を買ってね!」といったストーリーのゲームになっています。

カミナギタツキ

KKの過去とかに触れられていれば良かったんですけどね……

謎のゲーム性

本編はノベルゲームでありながら、本編のアクションを「擬似的に」体験できるシーンがあります。

例えば、ボタンを押しながら「印」を刻むシーンです。

これがかなり難しく、線の上をなぞれるようになっていないため、ボタンを押しながら左スティックを操作していたらグッチャグチャの「印」になりました。

▲ただし、これでも一応ストーリーは進みました

また、途中で敵である「マレビト」と戦闘することもできます。

操作は簡単なコマンドバトルなので攻撃を仕掛けつつ、敵の攻撃は防御で防ぐだけ戦闘は終了します。

ただし敵の攻撃を防御せずにそのまま食らってしまうと、一撃で即ゲームオーバーになります。

KK、紙耐久すぎる……。

カミナギタツキ

まさかゲームオーバーの概念があるとは思いませんでした(笑)

フルボイスではない

もともと無料配信されているゲームなので期待はしていませんでしたが、本作はフルボイスではありません

ただし「えぇ!?」や「OK!」みたいな一言はなぜかボイスが付いています

そのボイスについてもセリフと再生されるボイスが合っていないので、「だったらボイスをつけなくてもよかったんじゃ……」と感じる部分が多々ありました。

カミナギタツキ

リアクションのボイスとセリフがまったく噛み合っていないので違和感がすごい

UIが分かりづらい

本作のジャンルは一応「ノベルゲーム」なので視覚から得られる情報が特に重要なジャンルかと思いますが、本作はとにかくUIが分かりづらいです。

例えば、こちらの画像をご覧ください。

このシーン、実は左スティックでスマートフォンの中の選択を上下に動かすことができるんです。

しばらく待っていても話が進まなかったのでガチャガチャ動かして、たまたま気づくことができました。

また別のシーンでは、

読みづらい!

これ、テキストを二重三重に必要があったのだろうか……。

ノベルゲームにおいてテキストが読めないっていうのはいくら演出であったとしてもかなり致命的に思います。

特に本作はフルボイスでもないので読めないと先に進めない……。

細かい部分で色々と考慮が足りていない部分があるなと感じました。

カミナギタツキ

ノベルゲームとはいったい……

本編はPS5とPC、前日譚はなぜかPS4

ここまで『Ghostwire: Tokyo – Prelude』についてご紹介させていただきましたが、1点注意事項があります。

本編である『Ghostwire: Tokyo』はPS5、またはPCでしかプレイできません!

つまり、もともとPC版を購入予定でPS4、PS5を持っていない人はそもそもこのストーリーを見ることが仕様になっています。

また、PS4しか持っていない人も前日譚はプレイすることができても、本編で遊べないようになっています。

これに関しては本当に意図がよく分かりません……。

カミナギタツキ

ストーリー的にはプレイしなくてもまったく問題ないのでPC版を購入する人も安心してください!

※追記
本作は2022年3月9日にPC版もリリースされました。

まとめ

以上、『Ghostwire: Tokyo – Prelude』をプレイした感想についてご紹介させていただきました。

正直なところ、KKが何故「般若の面の男」を追っているのかぐらいは分かるようなストーリーにしてほしかったと思います。

「まぁ無料だからな……」と思う一方で、「無料でもこれはなぁ……」と思うところも多々あり、少し残念に感じてしまいました。

本編である『Ghostwire: Tokyo』にはこの前日譚を払拭するゲーム体験とストーリーを期待したいところです!

以上、カミナギタツキでした!

カミナギタツキ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ゲーミングプラス
ゴーストワイヤートウキョウプレリュード

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアする!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次