お疲れさまです、カミナギタツキ(@kaminagitatsuki)です!
今回はNintendo Switch専用ソフトのRPG作品『ゼノブレイド2』の追加エピソード『ゼノブレイド2 黄金の国イーラ』についてのレビュー記事です。
本作は『ゼノブレイド2』のエキスパンション・パスのコンテンツの1つとして配信されている追加エピソードとなります。
今回は本編の内容と比較しながら本作の魅力やクリア後の感想についてご紹介したいと思います!
本編のレビューについてはコチラをご覧ください!

- どんな作品なのか知りたい
- 本作の魅力を知りたい
- 自分に向いている作品なのかが気になる
結論:本編を遊んだ人は全員プレイすべき前日譚!
結論から言います!
『ゼノブレイド2 黄金の国イーラ』は本編をクリアしたすべての方にオススメできる前日譚の作品です!
本作では本編とは異なる「アタッカースイッチ」というバトルシステムが採用されており、本編とは一風変わった戦闘を楽しむことができます。
さらにメインストーリーやサイドクエストなど合わせて20時間以上は遊べる追加コンテンツとは思えないほどのボリュームとなっており、ストーリー目的で購入しても満足できる内容となっています。
- 20時間以上は大ボリューム
- 本編よりも遊びやすくなったバトルシステム
- NPC同士の意外な繋がりを垣間見ることができる「ヒトノワ」システム
- 周回要素はほとんどなし
- 本編の悪い部分はそのまま継承



このゲームのオススメポイント
20時間以上は遊べる大ボリューム

本作の内容についてですが、追加コンテンツの1つとは思えないほどの大ボリュームの内容となっています。
本作では本編よりも500年前、敵の首魁である「シン」とそのドライバーである「ラウラ」を主役にストーリーが展開していきます。
メインストーリーの内容もさることながら、サイドクエストやアイテム収集といった寄り道要素も豊富に用意されています。
筆者は確認できたサイドクエストや後述する「ヒトノワ」も集めつつメインストーリーを進めていたため、1周目をクリアするまでに約24時間ほどかかりました。
これでもまだ集めきれていないヒトノワやラスボスよりも強力なモンスターも残っているため、完全に遊び尽くすために30時間以上は必要になりそうなほどのボリュームのある内容となっています。

メインストーリーだけだと、体感は10時間程度かと思います
本編よりも遊びやすくなったバトルシステム


本作ではドライバーとブレイドの組み合わせが固定になった代わりに、本編の中でもっとも最悪だったと思える「ブレイド同調」という名のガチャシステムが廃止されています。
そのため、本作で仲間に加わるキャラクターたちはコンボに必要な技を最初から所持しており、特に意識しなくても状況に合わせて仲間がコンボに繋がる技を繰り出してくれるようになったため、本編よりもバトルがかなりシンプルになっています。
また、本作では本編とは異なる前衛と後衛を入れ替えながら戦う「アタッカースイッチ」というシステムが採用されており、本編よりもシンプルかつスピーディに技を繰り出すバトルを楽しむことが可能です。



「アタッカースイッチ」によりバトルシステムは本編クリア後の方でも違和感なく操作できます!
NPC同士の意外な繋がりを垣間見ることができる「ヒトノワ」システム


本作ではNPCから依頼されるサイドクエストをクリアすることで、「ヒトノワ」と呼ばれる友好度が形になった物を入手することができます。
前作『ゼノブレイド Definitive Edition』で言うところの「キズナグラム」に似ているシステムです。
最初は少しわずらわしいと感じていたこのシステムですが、徐々にヒトノワを集めていく内にサイドクエストの中でNPC同士の意外な繋がりが見えてきたり、「あのNPCのヒトノワはどうやったら手に入れられるか」と考えながらサイドクエストをこなしていくのが楽しく感じるようになりました。
一度クリアしたらNPCとの関係がそれっきりになってしまうサイドクエストに深みを持たせる良いシステムだと感じました。
このゲームのイマイチポイント
周回要素はほとんどなし


残念ながら、本編はクリア後の周回要素はほとんどありません。
クリア後に1周目のレベルやアイテムを引き継げる「Advanced New Game」をプレイすることはできますが、2周目ならではの追加要素はほとんどありません。
やり込み要素も1周目のクリア前後で十分遊び尽くすことは可能なので、特に理由がなければあまり周回する必要性もありません。
本編の悪い部分はそのまま継承


本作ではバトルを含む一部システムの改変はあるものの、その他に関しては本編の悪い部分をそのまま継承した作りになっています。
見にくいマップ、使いづらいUI、分かりづらいクエストログなど本編をプレイしていてこれらに不満を感じていた方は本作でも同様の不満を感じることになると思います。
このゲームをオススメできる人
本編をクリア済みの人


すでに本編をクリア済みの方は問答無用で「買い」です!
シリーズ最新作である『ゼノブレイド3』を早くプレイしたい気持ちをグッと堪えて、ぜひ本作もプレイしてみてください!
特に本編では見ることのできなかったシンの優しい素顔や料理上手という意外な一面、本編の主人公「レックス」と出会う前の若干ワガママな「ヒカリ」など、本編とは違ったキャラクター達の魅力に触れることができます。
一方で、本作のストーリーの内容は時系列で言うと本編の前日譚になりますが、本編での核心を突いてくる内容が多いため、本編クリア前に本作をプレイするのはあまりオススメできません。



より深く『ゼノブレイド2』の世界に浸りたい方にはうってつけ!
まとめ:あのイケメンフェイスで優しいのは反則


以上、Nintendo Switch専用ソフトのRPG作品『ゼノブレイド2』の追加エピソード『ゼノブレイド2 黄金の国イーラ』についてのレビューでした。
正直、追加コンテンツでここまでボリュームのあるストーリーをプレイできるとは思いませんでした。
追加エピソードのほかにも本編で仲間にできるブレイドが増えたり、ストーリー序盤で役に立つアイテムが手に入ったりなど価格に見合う内容となっているため、本編と同時購入するのもいいかもしれませんね!
以上、カミナギタツキでした!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!






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