【リトルノア 楽園の後継者】レビュー!探索を繰り返して強くなっていく手軽に遊べるローグライトアクション作品

リトルノア 楽園の後継者 レビュー 評価 感想 ローグライト
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カミナギタツキ

お疲れさまです、カミナギタツキ(@kaminagitatsuki)です!

今回レビューする作品は、2022年6月28日にCygamesから発売されたPS4/Switch/Steam用のローグライトアクション作品『リトルノア 楽園の後継者』です。

『グランブルーファンタジー』や『ウマ娘プリティーダービー』など数々のヒット作を生み出してきたソーシャルゲーム業界の中では知らない者はいないと言われるあのCygamesが突如として発表した本作。

この記事では、『リトルノア 楽園の後継者』のクリア後の感想やオススメしたいポイント、イマイチに感じたポイント、どんな人にオススメできる作品なのかについて解説していきますので、購入する際の参考にしていただけたら幸いです!

この記事はこんな人にオススメ!
  • どんな作品なのか知りたい
  • この作品の魅力を知りたい
  • 自分に向いている作品なのかが気になる
目次

結論:『リトルノア 楽園の後継者』はローグライクの入門としてオススメなローグライクアクション作品!

カミナギタツキ

結論から言います!

『リトルノア 楽園の後継者』は、探索を繰り返していくことで徐々に探索が楽になっていくローグライクの入門作品です!

ゲーム開始直後は、最初のステージでもかなり苦戦する難易度設定となっていますが、探索中に集めたマナで拠点を修復し、ノアや施設を強化していくことで、次の探索では有利な状態で探索を始めることができるようになっていくため、自然とテンポよく探索を進めていけるようになっていきます。

一方で、ローグライクとしての要素はかなり薄い部分があり、ローグライクならではのシビアなリソース管理や時間をかけて集めてきたアイテムをいつ失うか分からないドキドキ感を味わいたい人には、あまりオススメできない作品となっています。

オススメポイントイマイチポイント
探索を繰り返していくことで自然と強くなっていくシステム
クリア後も繰り返し遊べるやりこみ要素の数々
ローグライク要素に物足りなさを感じる
ストーリーの内容はほとんどオマケ程度の内容
『リトルノア 楽園の後継者』をオススメできる人
  • 今までローグライク作品を遊んだことがなかった人
  • アプリ版『リトルノア』のキャラクターが好きだった人

『リトルノア 楽園の後継者』の作品概要

リトルノア楽園の後継者
タイトルリトルノア 楽園の後継者
ジャンルローグライトアクション
対応機種PS4 / Switch / Steam
発売日2022/6/28
クリア時間約8時間(ストーリーのみ)

あらすじ

自称・天才錬精術士である主人公「ノア」は、旅の途中で嵐に巻き込まれてしまい、船ごと謎の遺跡に不時着します。

そこで出会ったのは1匹の猫。

彼はノアのことを「侵入者」と呼び、あからさまに敵意を剥き出しにして、姿を消してしまいます。

ノアは不時着した船の修理と遺跡の調査を実施するため、姿を消した猫の姿を追って、遺跡の奥深くに足を踏み入れていくこところから物語が始まります。

▲主人公のノア・リトル

『リトルノア』シリーズの説明

『リトルノア』は、2015年2月〜2019年1月まで配信されていたスマートフォン向けのソーシャルゲームです。

もともとは仲間を召喚しながら、敵の施設やボスキャラクターを討伐して、ステージを攻略していくリアルタイムストラテジー作品でしたが、本作ではジャンルが大きく変わり、探索がメインのローグライトアクション作品となっています。

本作のストーリーは時間軸としては旧作の前日譚になっているため、『リトルノア』をまったく知らない人でも問題なくプレイできます。

『リトルノア 楽園の後継者』のオススメポイント

探索を繰り返していくことで自然と強くなっていくシステム

本作のゲーム開始時の難易度についてですが、筆者の主観で言わせてもらうと、ある程度リトライを前提とした難しめの難易度で作られていると感じました。

筆者の場合、難易度「ノーマル」を選択してプレイしていましたが、最初のステージのボス戦で手も足も出ず、あっさりとやられてしまいました。

探索中にやられてしまうと拠点まで戻され、また最初のステージから探索を進めないといけなくなるのですが、拠点へ戻された際、探索中に集めたキャラクターやアクセサリーは拠点の施設を強化するための「マナ」に変換され、マナを消費して拠点を強化していくことで、ノアのステータス強化や新しい能力を解放して次の探索に挑めるようになります。

一度強化した施設の効果は永続的に続くため、探索を繰り返していくほど最初からノアをパワーアップさせた状態で探索を始めることができるようになります。

探索を繰り返していく中で、敵の攻撃パターンを覚えつつ、拠点を強化していき、パワーアップしたノアで再び探索に挑戦する一連の流れはある意味「死にゲー」に通じる部分もあるように感じました。

▲レア度の高い装備を多く回収するほど多くのマナに変換されるため、次回以降のノアの強化につながる
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探索中に使える回復薬の数を増やすだけでも探索がかなり楽になります!

クリア後も繰り返し遊べるやりこみ要素の数々

残念ながら本作はメインストーリーのクリアだけを目指すのであれば、そこまで時間はかからずにクリアできてしまうボリュームの作品となっています。

筆者の場合、ラスボスを倒すまでだと約8時間ほどでクリアできました。

しかし、1回のクリアだけでは終わらないのが本作の魅力!

ゲームクリア後には、敵の攻撃を一撃でも食らうと即ゲームオーバーとなる「HELLモード」や探索中に登場するボスとの連戦を楽しめる「魔女の試練」などが解禁され、アクションゲーム上級者たちの腕を試せるモードで遊ぶことができます。

さらに2023年初頭には新しいプレイアブルキャラクターが追加されるアップデートが配信されることも決まっており、クリア後の方が遊べる要素が増えるため、長い目で見るとかなりコスパの良い作品となっています。

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無料でアップデートが配信されるのも魅力ですね!

『リトルノア 楽園の後継者』のイマイチポイント

ローグライク要素に物足りなさを感じる

本作のジャンルはローグ「ライク」ではなく、ローグ「ライト」なので本格的なローグライクジャンルの作品と比べると、ローグライク要素はかなり薄いです。

敵にやられてしまうと振り出しに戻るシステムや探索のたびにランダムで生成されるマップの構造といった要素はあるものの、ローグライクらしい要素はそれぐらいしかありません

本作では、探索中に入手できるキャラクターやアクセサリーの所持数に上限がないため、何も考えずにキャラクターやアクセサリーを集めていくだけで、ノアがどんどん強くなっていきます。

新しい装備を手に入れたときに手持ちの装備を切り捨てるか、新しい装備を諦めるかといった取捨選択の要素もローグライクならではの面白さだと思うので、他のローグライク作品と比べると本作のシステムはかなり易しめに作られていると感じました。

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ローグライク上級者の人には物足りない難易度かもしれません

ストーリーの内容はほとんどオマケ程度の内容

前述しましたが、本作はゲームクリアだけを目的とするのであれば、そこまで時間はかからずにクリアできます。

そのため、メインストーリーの内容もかなり薄いものとなっています。

簡単にまとめてしまうと、「主人公の女の子が喋る猫と協力して、怪しいロン毛のおじさんの野望を止める」というストーリーになっており、それ以上でも以下でもない内容なので、ストーリーに過度な期待はしない方がいいです。

むしろ、本作はゲームクリアまでが一種のチュートリアルと考えるほうがいいかもしれません。

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本作の場合、ストーリーはあって無いようなものです

『リトルノア 楽園の後継者』をオススメできる人

今までローグライク作品を遊んだことがなかった人

本作をオススメできる人は、今までローグライクというジャンルにまったく触れたことがなかった人です。

前述したように本作は探索を繰り返して拠点を強化していくことで、ノアの能力をパワーアップさせていき、徐々に探索が楽になっていくように作られています。

探索で集めたキャラクターやアクセサリーも拠点へ戻るときに拠点を強化するための「マナ」に変換されるため、探索した時間が無駄になりにくい作りとなっています。

逆に『風来のシレン』シリーズや『不思議のダンジョン』シリーズなど、シビアなリソース管理や時間をかけて集めてきたアイテムをいつ失うか分からないドキドキ感を味わいたい人にはあまりオススメできません。

アプリ版『リトルノア』のキャラクターが好きだった人

また、本作はソーシャルゲームの頃の『リトルノア』が好きだった人も楽しめる作品となっています。

本作では旧作にも登場したキャラクターが40種類以上も登場し、ノアの味方として一緒に戦ってくれます。

登場するキャラクターには、ラッテルータスなど旧作で最序盤から召喚できたキャラクターに加え、聖騎ヒルデ風の槍使いロンなど高レアリティだったキャラクターも登場します。

さらに本作では、キャラクターごとに「親愛度」を上げられるシステムがあり、お気に入りのキャラクターの親愛度を上げることで、キャラクターのステータスを強化できるようになっています。

探査を繰り返していくことで徐々に探索が楽になるシステムに加えて、ゲーム開始時の難易度も「イージー」から「ハード」まで選択できるため、あまりアクションゲームが得意ではない人でも楽しめる作品となっています。

まとめ:『リトルノア 楽園の後継者』はローグライクの入門作品としてオススメ!

以上、手軽に遊べるローグライトアクション作品『リトルノア 楽園の後継者』を紹介しました。

個人的な感想としては、本作はローグライクというジャンルを知らない人でも、最初の一歩として遊びやすい作品だと思います。

探索を繰り返しながら拠点を強化し、少しずつノアをパワーアップさせていくことで、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と探索がサクサク進むようになるシステムなので、他のローグライク作品と比べて、敷居はかなり低い作品になっています。

一方で、本格的なローグライク作品と比べると難易度としてはかなり易しめな作りとなっているため、ダンジョンの中で何が起きるか分からないドキドキ感を楽しみたい人にはあまりオススメできない作品かと思います。

以上、カミナギタツキでした!

『リトルノア 楽園の後継者』の評価
総合評価 (3.0)
ストーリー (2.0)
グラフィック (3.0)
音楽 (2.5)
遊びやすさ (3.0)
やり込み要素 (3.5)
満足度 (3.0)
カミナギタツキ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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