
お疲れさまです、カミナギタツキ(@kaminagitatsuki)です!
PS Plusの新サービスが開始してから早くも半年が経ちました。
サービス開始当初は『Marvel’s Spider-Man』や『Ghost of Tsushima』などSIEのファーストパーティタイトルが多かった印象ですが、最近では『キングダムハーツ』や『龍が如く 極』などサードパーティタイトルも徐々に増え、かなり魅力的な内容になってきたように感じます。
しかし、魅力的なタイトルが多く追加される一方で多くのゲーマーを悩ませているのがPS5/PS4の容量足りなすぎ問題です。
特にPS5は内臓ストレージが1TBのモデルしか用意されておらず(2022/12/04時点)、また内臓ストレージは本体のシステムやソフトウェアップデートの度に容量が使われてしまうため、実際に使えるストレージ容量はもっと少なくなってしまっているのが現状です。
そこで今回は多くのゲーマーを悩ませる容量足りなすぎ問題を解決してくれるWestern Digitalの外付けSSD「WD_BLACK D30 Game Drive SSD」をご紹介します。
本商品はPS5/PS4やXboxシリーズなどのコンシューマ機はもちろん、PCの外部ストレージとしても使用可能な優れもの。
外付けSSD選びに悩んでいる人や実際にコンシューマ機で使えるのかどうか気になっていた人は、ぜひ参考にしていただけたら幸いです!
- どんな商品なのか知りたい
- この商品の魅力を知りたい
- 外付けSSDにゲームを保存したらロード時間が遅くならないか気になる
結論:一家に1台持っておきたいコンシューマ機の頼れる相棒!





結論から言います!
Western Digitalの外付けSSD「WD_BLACK D30 Game Drive SSD」は、ゲームサブスク時代を楽しみ尽くすなら1台は持っておきたい頼れる外付けSSDです!
他社製の外付けSSDにはない立てて置けるコンテナ型のデザイン製とケーブル1本ですぐ使えるようになるシンプルさ、そして最大900MB/秒の読み込み速度でロード時間に対するストレスを感じさせない作りの商品となっています。
一方で、コンシューマ機での使用を目的としている商品のため、耐久性や耐衝撃など持ち運びを想定した使用には不向きな点や他社製の外付けSSDと比較すると少しコスパの悪さが目立ってしまう商品でもあります。
- コンパクトなボディに大容量のストレージ
- ケーブル1本で接続可能なシンプル設計
- 最大900MB/秒の転送速度でロード時間を短縮
- ポータブルSSDとして使用するのは不向き
- コスパは若干悪い


パッケージの外観
パッケージの外観はこのようになっています。
今回筆者は2TBモデルのものを購入しました。


パッケージの裏面はこのようになっています。


内容物と本体の外観


本商品の内容は以下の通りです。
- SSD本体
- SSD用の台座
- USB Type-C to Type-Aケーブル
- 取扱説明書
- セットアップガイド(英語)



開封した時点で説明書が少し折れててちょっとヘコみました……


本体の重さは130gとゴツい見た目の割にかなり軽めです。


台座込みだと141gです。


本体の側面には付属のUSBケーブルを接続する端子だけがあり、別で電源を用意するしなくてもケーブルでSSD本体とコンシューマ機を接続するだけで電源のオン・オフを操作することが可能です。
この商品のオススメポイント
コンパクトなボディに大容量のストレージ


本商品のサイズは高さx横幅x奥行きが5.8cmx3.5cmx9.6cmとなっており、とてもコンパクトなサイズ感になっているため、ちょっとしたスペースに飾っておけるところが魅力です。
一般的な外付けSSDは厚みが薄く、幅や奥行きが長いカード型が採用されているのに対して、本商品は厚みと奥行きがそこそこあるコンテナ型の形状が採用されています。
厚みがあるため持ち運びには不向きな形状となっていますが、立てて置く場合に安定性が増し、カード型の外付けSSDと比べて、狭いスペースを活用して置くことができます。
また、付属している台座を装着することでより安定性が増し、急に倒れてしまう心配もありません。
他社製の外付けSSDにはない可愛い見た目でデスクの上をオシャレに飾りたい人にはまさにうってつけです。
ケーブル1本で接続可能なシンプル設計


本商品はUSBケーブルを接続するだけで接続先のコンシューマ機の起動に合わせて自動的に電源のオン・オフを切り替えることができるため、別途ACアダプターを使用する必要がありません。
フォーマットの方法もとてもシンプルで、PS5/PS4に接続してから本体を起動し、本体側の設定からUSB拡張ストレージとしてフォーマットするだけですぐに使用することができるようになるため、特に難しい操作を必要としない部分も魅力の1つです。。
最大900MB/秒の転送速度でロード時間を短縮
本商品は最大900MB/秒の転送速度でストレージに保存したゲームデータに素早くアクセスすることで、ゲームプレイ中のロード時間に対するストレスを感じさせないように作られています。
実際に筆者が持っているいくつかのゲームタイトルを内部ストレージ、M.2SSD、本商品から起動してタイトル画面が表示されるまでの時間を計測してみました。
結果は以下の通りとなっています。
内部ストレージ | M.2SSD | WD_BLACK D30 | |
---|---|---|---|
ゴッド・オブ・ウォー![]() ![]() | 23.93秒 | 23.77秒 | 26.04秒 |
Horizon Zero Dawn![]() ![]() | 21.85秒 | 21.37秒 | 21.72秒 |
Ghost of Tsushima![]() ![]() | 32.36秒 | 31.18秒 | 32.09秒 |
Marvel’s Spider-Man![]() ![]() | 39.52秒 | 39.83秒 | 40.47秒 |
DEATH STRANDING![]() ![]() | 19.43秒 | 18.66秒 | 19.84秒 |
『ゴッド・オブ・ウォー』のみ外付けSSDよりも内部ストレージやM.2SSDから読み込んだ時の方が早くタイトル画面が表示される結果となりましたが、その他のタイトルに関してはほぼ誤差の範囲内に収まる結果となりました。
次にロード画面からセーブデータを読み込んで、操作可能な画面に切り替わるまでのロード時間についても計測してみました。
結果は以下の通りとなっています。
内部ストレージ | M.2SSD | WD_BLACK D30 | |
---|---|---|---|
ゴッド・オブ・ウォー![]() ![]() | 30.37秒 | 29.96秒 | 29.97秒 |
Horizon Zero Dawn![]() ![]() | 29.17秒 | 29.30秒 | 29.01秒 |
Ghost of Tsushima![]() ![]() | 15.59秒 | 15.09秒 | 15.34秒 |
Marvel’s Spider-Man![]() ![]() | 14.52秒 | 14.50秒 | 14.28秒 |
DEATH STRANDING![]() ![]() | 30.82秒 | 30.04秒 | 30.71秒 |
セーブデータのロード時間に関しても、内部ストレージやM.2SSDからの読み込みと比べて大きな差はありませんでした。
PS4のゲームデータを外付けSSDに保管したからと言って、ロード時間が増えてしまうという心配はなさそうです。
この商品のイマイチポイント
ポータブルSSDとして使用するのは不向き
前述した通り、本商品の重さは130gとかなり軽量な部類の商品ですが、持ち運んで使用する用途ではあまりオススメできません。
本商品はコンシューマ機用の拡張ストレージやPC用の外部ストレージ用としての使用が想定されている商品のため、耐久性や耐衝撃に関する性能はほとんどないと思われます。
筆者が調べた限りでは、公式サイトにも耐久性や耐衝撃に関する記述を見つけることができませんでした。
外付けSSDを持ち運んで外出先でも使用したい人には、同社の別モデルのポータブルSSDの購入がオススメです。


コスパは若干悪い
本商品は他社製の外付けSSDと比べると転送速度が遅かったり、同じストレージ容量であっても価格が若干高いと感じる部分があり、コスパの面を考えるとイマイチに感じてしまう点があります。
本商品の最大の特徴は他社製品にはないコンテナ型の形状を採用したデザイン面にあると筆者は考えているため、デザイン製よりも転送速度や価格面でのコスパ、持ち運びしやすい利便性などの点を重視したい人にはあまりオススメできない商品となっています。
まとめ:ゲームサブスク時代の強い味方!


以上、Western Digitalから発売された外付けSSD「WD_BLACK D30 Game Drive SSD」についてご紹介しました。
リニューアルされたPS PlusやXbox Game Passなど今後もゲームのサブスク化によって、今までプレイする機会のなかった魅力的なタイトルがドンドン気軽に楽しめるようになってくるかと思います。
そして、遅かれ早かれ多くの人が直面するのがストレージの保存容量足りなすぎ問題になるかと思います。
外付けSSDはコンシューマ機のゲームデータの保存だけではなく、使用しなくなったらPC用の外部ストレージとしても再利用できるので使用目的に困らないところも魅力だと思います。
すでにPS Plusでサブスクサービスを堪能している人もこれからエクストラ以上のプランを検討している人も、大量のゲームデータの保存先として外付けSSDの購入を検討してみてはいかがでしょうか?
以上、カミナギタツキでした!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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